試験品が安全に使用できるかどうか(皮膚一次刺激性)を確認します。
対象被験者は、1年を通して掻痒を自覚し、アレルギーやアトピー素因を有する健康な成人男女を対象として事前にスクリーニング検査(事前検査)を行います。医師の診察にて肌の状態を確認した上で採血を行い、その値を元にアレルギー素因を有すると判断した健常な被験者を対象として、パッチテストユニットを用いて試験品を24時間単回閉塞貼付し、試験品が肌に触れたときの刺激の有無や強さを評価し、皮膚反応を観察する試験です。
試験品の皮膚安全性を予測し、化粧品市場における皮膚障害をできるだけ少なくするために行われます。
パッチテスト自体は「化粧品の安全性に関する指針」(日本化粧品工業連合会 編)に準拠した試験方法です。
・被験者:アレルギー素因を有すると判断した健常な成人男女20名
・判定基準:本邦判定基準