3Dモデル眼粘膜刺激性試験
(OECD TG492)
3Dモデル皮膚一次刺激性試験
(OECD TG439)
口腔粘膜刺激性試験および膣粘膜刺激性試験のスケジュールにつきましては、お問い合わせください。
安全性試験(動物実験代替法)
眼粘膜刺激性試験(SIRC-STE法;OECD TG491法;原料)
in vitro短時間暴露法は、ウサギを用いたDraize眼粘膜刺激性試験法の代替法として、OECDテストガイドライン(TG491)に収載された方法です。
SIRC細胞に対する化学物質の細胞毒性を指標に眼刺激性を評価する方法です。
眼粘膜刺激性試験(SIRC-NRU法)
ウサギ角膜上皮由来細胞であるSIRCを用いて細胞毒性試験(NRアッセイ)を行い、試験品の眼粘膜刺激性を推定する試験です。
BCOP(OECD TG437法;原料)
畜牛の眼球から摘出した角膜を用いて、角膜表面に試験品を処理した後、角膜の濁度ならびに透過性の変化量を定量的に測定することで試験品の眼粘膜刺激性を推定する試験です。
原料の家兎眼粘膜刺激性試験(Draize法)代替法として、OECDテストガイドライン(TG437)に収載された方法です。
BCOP(オリジナル法;製剤)
BCOP(OECD TG437法)を製剤の評価が可能な方法に改変することで、試験品の眼粘膜刺激性を推定する試験です。
試験品の刺激性を、市場(EU)にある同じカテゴリーの製剤と比較することが可能です。
3次元モデル眼粘膜刺激性試験(OECD TG492法;原料)
3次元培養角膜モデル(J-TEC社 Labcyte™、MatTek社 EpiOcular™)を用いて、モデル角膜表面に試験品を処理した後、細胞の生存率を測定することで試験品の眼粘膜刺激性の区分を分類する試験です。
SIRCを用いた単層培養系で評価困難な難溶性物質の評価が可能です。
OECDテストガイドライン(TG492)に収載された方法です。
3次元モデル皮膚一次刺激性試験(OECD TG439法;原料)
3次元培養表皮モデル(J-TEC社 Labcyte™)を用いて、角層表面に試験品を処理した後、細胞の生存率を測定(MTTアッセイ)することで試験品の皮膚一次刺激性の区分を分類する試験です。
OECDテストガイドライン(TG439)に収載された方法です。
3次元培養モデルを用いた膣粘膜刺激性代替法試験
3次元膣粘膜上皮モデル(SkinEthik社HVEモデル)を用いて、モデル表面に試験品を処理した後、細胞生存率および細胞生存率が50%となる時間(ET-50)を陰性対照および陽性対照と比較することにより潜在的刺激性を推定する試験です。
試験対象品:原料、製剤(ボディソープ、デリケートゾーン製剤など)
3次元培養モデルを用いた口腔粘膜刺激性代替法試験
3次元口腔上皮モデル(SkinEthik社HOEモデル)を用いて、モデル表面に試験品を処理した後、細胞生存率および細胞生存率が50%となる時間(ET-50)を陰性対照および陽性対照と比較することにより潜在的刺激性を推定する試験です。
試験対象品:原料、製剤(マウスウォッシュ、歯磨き粉など)
有効性試験
美白
チロシナーゼ 活性阻害試験 |
ヒト正常色素細胞やB16マウスメラノーマ細胞由来チロシナーゼを用いて、試験品のチロシナーゼ活性阻害作用を評価する試験です。 |
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B16マウスメラノーマ 細胞試験 |
B16マウスメラノーマ細胞を用いて、試験品のメラニン産生に対する作用を評価する試験です。 |
3次元モデル美白効果試験 |
正常ヒト色素細胞および表皮細胞によって再構築された3次元培養表皮モデル(J-TEC社 Labcyte™)を用いて、角層表面に試験品を処理し、メラニン産生に対する作用を評価する試験です。 |
アンチエイジング
エラスターゼ活性阻害試験 |
各種エラスターゼ(好中球由来、線維芽細胞由来)と人工基質を用いて、試験品の酵素活性阻害作用を評価する試験です。 |
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コラゲナーゼ活性阻害試験 |
各種コラゲナーゼ(微生物由来、線維芽細胞由来(MMP-1))と人工基質を用いて、試験品の酵素活性阻害作用を評価する試験です。 |
ヒアルロニダーゼ 活性阻害試験 |
ウシ精巣由来ヒアルロニダーゼと人工基質を用いて、試験品の酵素活性阻害作用を評価する試験です。 |
SOD様活性測定試験 |
酵素反応を用いてSuper oxideを発生させ、試験品のSOD様作用(スカベンジ作用)をNBT法により評価する試験です。 |
DPPHラジカル消去 活性試験 |
安定なラジカル種である2-2-diphenyl-1-picrylhydrazyl(DPPH)を用いて、試験品のラジカル消去活性作用を評価する試験です。 |
抗糖化活性測定試験 |
タンパク質としてウシ血清アルブミン(BSA)を用いて、グルコースと37℃あるいは60℃にて所定時間インキュベートすることでできる糖化生成物(AGEs)の生成に対する試験品の作用を、糖化生成物の自家蛍光を測定することにより評価する試験です。 |
コラーゲン産生試験 |
正常ヒト線維芽細胞を用いて試験品のコラーゲン合成に対する作用をELISAにより評価する試験です。 |
ヒアルロン酸産生試験 |
正常ヒト線維芽細胞を用いて試験品のヒアルロン酸合成に対する作用をELISAにより評価する試験です。 |
育毛
毛乳頭細胞試験 |
正常ヒト毛乳頭細胞を用いて試験品の細胞増殖に対する作用を、MTTアッセイにより評価する試験です。 |
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