INFORMATION情報発信

DRCでは、2022年8月25日に第3回DRCセミナーを開催しました。

■ セミナー内容

演題：中国新法規に対応した化粧品評価試験の最新情報と要点
演者：DRC株式会社　本多達也

中国では2020年に化粧品監督管理条例が大改訂され、販売中の製品を含めて、新法規に則って登録届出が必要となりました。その際、国家認定試験機関で実施された各種安全性や有効性試験の結果を当局に報告することが求められています。特に有効性評価については試験方法に関する公的な情報が少ないため、薬事申請を見据えての試験計画が重要となります。
DRCでは、中国の浙江大学と共同で化粧品研究センターを立ち上げ、さらに民間の検査試験機関を設立し、NMPA*から化粧品薬事申請のための検査試験機関認定を取得しました。中国薬事専門家を配して薬事申請に関する情報収集を行いながら、日本での化粧品試験の経験を活かし、中国において日本品質の試験を実施する体制を整えています。今回のセミナーでは、新法規における化粧品評価試験について解説するとともに、DRCが新しく提供する中国試験受託サービスについてご紹介いたします。
*：国家药品监督管理局（中国で販売する医療機器、医薬品、化粧品の審査認可を行う政府機関）

発表の資料をこちらよりご覧いただけます。貴社のご開発の一助になりますと幸いです。

これからも皮膚科学分野の研究を通じて皮膚に対する理解を深めるとともに、最新の知見を取り入れた新しい評価法の開発に取り組んでまいります。